前回、前々回に続いて授業の感想です。
↑前回掲載時から少しだけ変わりました。クリックすると拡大します
3. Managerial Economics
日本語に訳すと「管理経済学」となるようです。
■ 内容
経済学の理論を適用して管理職(マネージャー)としての判断をする力を養う、というのが目的とされており、基本的な経済理論(需給バランス、プライシング、ゲーム理論など)が教えられます。
1stセメスターの中では最も私の関心が高い講義です。
理由は、「これまで実務を経験してきた中でなんとなく理解していたことを(すごく単純化した世界で考えると)整理出来る」ということを実感できるからです。
学部で経済を勉強した人であれば誰でも知っている世界だと思いますが、エンジニアであった私に取っては学ぶべきことは多いです。
■ 形式
講義が中心です。
講師はユーモアがあり、時に中国の実態について皮肉を交えながら語ってくれます。
そのためか、他の講義では間違いを恐れたり、英語に自身が無いためあまり発言をしない学生もこの講義に関しては結構な回数で発言をしています。
言い方は悪いですが、「何を言ってもOK」みたいなところはあります。
私も気楽に意見を言えています。
そのような雰囲気作りをすることも講師の腕の見せ所であり、その意味においてもこの講師には私は好感を抱いています。
この講義に対する不満は今のところ無いのですが、唯一、講義回数が少なく内容がものすごいスピードで語られていくことです。
これについては、後日MBAオフィスに対しても改善要求を出すつもりです。
折角いい内容でも消化不良では全く意味がありませんので。
■ グループ課題
講義で取り上げたトピックの中から調査課題を抽出し、グループでプレゼンテーションを行います。
この講義のグループだけは唯一、学生自身でグループメンバーを自由に決めてよいことになっており、たまたまですが、いつも一緒に居るメンバー(中国系カナダ人x2、中国系アメリカ人x1、リビア人、私)と組むことになりました。
そしてこのグループ課題について、私がチームリーダーを引き受けることになりました。
なんとか面白い成果を挙げられるように今も試行錯誤しているところです。
4. Career Development Center
要はMBA卒業後を見据えたレジュメ作りやインタビュー対応などをアドバイスしてくれる時間です。
前回講義ではUBSの人事エグゼクティブが香港から来て、インタビュー、レジュメ作りの講義を行い、最後にインターンの案内をしていきました。
私自身はただ単に単位がほしいのと、色んな業界の方の人材に関する意見を聞けるのはなかなか面白そうだ、ということで取っています。
5. Primary Chinese
中国語のクラスです。
いくつかレベルが用意されているのですが、やはり用意されるクラス数に限りがあるため、必ずしも自分のレベルに合ったクラスがあるとは限りません。
全部で3段階レベルがあり、最初は真ん中のレベルで授業を受けていたのですがあまりにも難しすぎたたて、次回(明日)から一番下のレベルで授業を受けます。
ただ、一番下のレベルは本当に基礎の基礎からなので、1か月以上個人レッスンを受けてきており、かつ日本人であるため漢字の読み書きに(他国からきた学生と比べて)苦労しないため、簡単すぎてしまいます。
ここは割り切って単位を取るための授業と位置づけ、中国語の学習はプライベートレッスンで進めていくことにしています。
以上、3回に渡り1stセメスターの講義の感想を連ねてきました。
実はあと一つ、講義を取っているのですがこれはこれで1つのトピックになるのでまた次回以降に取り上げたいと思います。