標題の通り、この度北京大学MBAのStudent Ambassadorに就きました。
といっても、特別なことではありません。
今回はこのStudent Ambassadorがどのようなものか、現時点での私の理解を書いてみたいと思います。
1. Student Ambassadorとは?
“Ambassador”を直訳すると”大使”です。
では”大使”とは何か?というと、辞書の定義では以下の通りとなっています。
1) 国家を代表して他国へ派遣される最上位の外交使節。また,その外交官。特命全権大使。 「駐日アメリカ-」
2) 朝廷・幕府などから公的任務を帯びて派遣される使者。
3) 遣唐使の長。
(大辞林第3版)
2), 3)は現代に無い役職で実質使用されていないので、1)が現代における”大使”の定義としてもいいのではないでしょうか。
「国家」を「代表」して「他国へ派遣」される(最上位の)人が大使です。
つまり、最近日本ではよく見かける「○○大使」というのはちょっと違うのかもしれません(特命を帯びている、という意味で正しいのでしょうが)。
↑これはちょっと違うかもしれません。
↑元々何の大使なのか、ご存知の方いらっしゃったら是非。
北京大学MBAにおける大使の定義も似ており、各国の留学生から選ばれた学生が特定の使命を帯びて活動していきます。詳細は3.で述べます。
2. Ambassador対象者は?
なりたい人は立候補して、ひと学年上のAmbassadorとの面接を受け、クリアして晴れてAmbassadorになることができます。
3. 何をするか?
現在は大きく分けて3つの役割があります。
1) PR
主に渉外活動が中心です。
アプリカントのメール対応、来訪時/受験時のアテンド、キャンパスツアー実施などが主な役割です。
Ambassador全体のアドミ的な役割も兼務しています。
私はここに所属しているので、日本人のアプリカントがいらっしゃった場合には、少なくとも今年は私が対応することになるような気がします。
2) Creative
現在の主な活動はプロモーションビデオの作成です。
製作後は大学のウェブサイトのみならず他メディアも活用して拡大をしていくことを企てているようです。
3) Publishing
その名の通り、各メディアを通じて北京大学MBAの広報活動を行っていきます。
私はここにも所属しており、こちらをメインの仕事とする予定です。
これまでは、Wall Street Journalのブログへの寄稿などを中心に行ってきたようでしたが、今年からは更にグローカル(?)にシフトしていくことを考えており、「多言語による発信」を行っていきます。
具体的なツールについてはまだ話し合いの途中で、「誰に、どのような方法で発信するか」決めているところです。
ちなみに、このブログについても「中国からはVPN使用しないと見れないけれど、北大と清華について語ってるぜ」とMBAオフィスならびにAmbassadorメンバーに周知しました。
じきになんらかの形でどこかとリンクするかもしれません。
というわけで、また一つ大学生活を忙しくする活動に参加することになりました。
折角参加するからには何か形に残るものを作りたい、と今だけのやる気にならないようにしたいです。