中国MBAに挑戦した夫婦のその後(仮)

北京大学MBAを修了したサラリーマンのその後や関心を持つようになった中国ビジネスに関する情報について、気ままに記録していきます。

北京の美容院

海外で生活する時にどうしても日本のサービスを求めたくなる場合があると思います。

私は食事も日用品も衣服も全て中国製や他の海外製でもいっこうに構わないのですが、「これは日本のサービスがいい」と思っているものの1つに「美容院」があります。

私は男ですが、平均的な中国人男性よりも髪が長いことが多く(よくヘアスタイルを変えるのですがそれでも)、そのため同じような髪型の中国人に会うことはありません。

従い、「中国の美容院では思った髪型にならない」リスクを常に感じています。

男性の場合は散髪に失敗したら坊主にすれば良いだけの話(特に学生であれば)ですが、坊主が似合わない私にとっては依然悩ましい問題です。

そんな中、中国に来て2度目の散髪に行ってきました(1度目は10月に上海で切っています)。

場所はAsakuraという日本人が経営するサロンです

ここに決めた理由はたまたまクーポンが家にあった、というだけの理由ですが、ウェブで調べた限りでもきれいな店構えだったのでまぁここでいいかな、と深くは考えませんでした(悩みの割には安易に決める傾向があります)。

念のため電話で予約をしたのですが、電話対応の中国人女性はほぼ完璧な日本語を操り、私は簡単な日本語を選んで話したのですが、その必要が無いと感じるくらい癖の無い日本語でした。

場所は外国人が遊びに来る「三里屯」にあるSOHOというショッピングモールの中にあります。

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↑店の中です。

日本人男性のスタイリストにお願いをして、今回は前回(2か月前)から伸びた分を切ってもらうことにしました。

シャンプーは中国人スタッフが行うのですが、日本と同様の方式(唯一「かゆいところありますか?」がない。日本語ができないので)です。

スタイリストは北京に8年ほど居る方でした。

日本人のお客さんが多いのかな、と思っていたのですが、聞いたところによると、「中国人6割、日本人2-3割、他1-2割」といった感じのようで、顧客のほとんどが中国人のようです。

SOHOの中にはヘアサロンが異常な数存在しており、この限られた区画の中をざっと歩いただけでも10以上ありました。

恐らくこちらの価格設定は他の地元系ヘアサロンよりも高めに設定されているはずなのですが、それでも中国人がここを選ぶということはやはり他と比べて満足度が高い(=クオリティが高い)ということでしょうか。

日本に居るときに、海外の旅行者が日本のヘアサロンのサービスを受ける為に訪れる、というニュースで見たことがあります。

海外の日本人経営の店に地元の顧客が訪れる、というのもこのパターンなのかもしれません。

1時間後、無事にカットを終えました。

日本でも引越しの度に美容院を探すのが面倒かつ最も嫌いな作業の1つなのですが、北京でもようやく見つけることができました。

これで一安心です。