中国MBAに挑戦した夫婦のその後(仮)

北京大学MBAを修了したサラリーマンのその後や関心を持つようになった中国ビジネスに関する情報について、気ままに記録していきます。

Integrated Practicum Project 案件決定

前々回記事にしました通り、5月から始まるIPP (Integrated Practicum Project)の案件が先日決定しました。

1. 案件決定方法

案件は"First come, First serve"の入札方式で、入札開始時間になったらウェブ上でいち早く欲しい案件に登録する、ある意味ギャンブルみたいな決め方です。

我々学生にはプロジェクトリストとその概要が与えられており、外資系企業の概要は英語で書かれておりInternational Studentにもフレンドリーな対応なのですが、案件数が少ない上に案件のクオリティが決して高くない(とMBAオフィスの担当者が言っていました)、一方国内企業は案件数も多いのですが案件概要が中国語でしか書かれておらず(これはMBAオフィスの怠慢だと私は思います)、中国人学生を多く抱えていないグループには対応が厳しそうでした。

我々のグループは3人ネイティブを抱えている上ノンネイティブも1人はかなり高いレベルで中国語を話せ、私も日本人なので読むことは何となくできるような気がしていたため、案件概要が中国語であっても面白そうな国内企業を選ぶべきと判断しました。

また、入札の前日にプロジェクトを提供してくれた団体(国内に限る)を集めたセレモニーが開かれ、そこで興味のある団体の話を聞くことができました。また、他グループ(主に中国語クラス)がどの企業に関心があるかを確認することもできたので、それらの情報を反映してプロジェクト選定の最終判断を下しました。

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2. 案件

特定の団体名を出すことはできませんが、今回我々が担当することになったのは、某ローカルNPOの事業継続に関するコンサルティングです。

ローカル団体である為、international studentを多く含むグループは入札しなかったのですが、中国人グループは多く入札を仕掛けていた人気案件だったようで取れたのはかなりラッキーだったようです。

3. 開始時期

シラバス上では5月いっぱいプロポーザル、6月に案件遂行なのですが、担当教授の意向により4月末にクライアントとのキックオフミーティングがセットされるようです。

このNPOは我々の案件以外にも案件を提供しているので、これまであまり触れ合うことの無かった中国語クラスの学生との交流も可能となるのでは、と期待しています。

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