中国MBAに挑戦した夫婦のその後(仮)

北京大学MBAを修了したサラリーマンのその後や関心を持つようになった中国ビジネスに関する情報について、気ままに記録していきます。

1か月終了

1日の寒暖差が10℃以上で既に最低気温10℃を記録した日もあり、9月末の北京は一頃の暑さからあっという間に秋、初冬を感じさせる気候に変わってきました。

中国は10月1日が国慶節(建国記念日)であり、1週間の長期休暇に入ります。

大学もその例に漏れず、1週間の休みです。

また、明日の講義が木曜夜に振替られたため、実質昨日から10連休となっています。

クラスメイトは、半分は一時帰国や旅行などで北京を離れ、あとの半分はどこにも行かずのんびり過ごしたり、講義で課せられているグループプロジェクトのミーティングをするために集まるなどして過ごすようです。

私は妻と一緒に上海に4日ほど行き、残りは休暇明けから始まる課題提出ラッシュに備えたり、北京市内の観光名所以外を廻ったりして過ごす予定にしています(天安門広場万里の長城などは中国他地域からの観光客であふれて全く落ち着いて見ることができない模様です)。

先月末のPre-schoolから始まり1か月強が経ちました。

この期間で私が感じたこと、できたことできなかったことを整理しておきたいと思います。

1. MBA

■ 講義

前回までの記事で、本セメスターで受講している講義の感想は述べました。

1stセメスターはビジネスの基本となるいわゆる「共通言語」を習得するためのものが多く、そのためどうしても内容に興味を抱くことが難しくなりがちです。

私は元々講義で全ての知識をまかなおうと考えておらず、課せられている個人課題やチームプロジェクトの質を高めることで多くを学ぶことを考えているので、トータルで可も無く不可も無く、というところです。

■ 学生の能力

MBAはプログラムもさることながら周りの学生の能力に満足度が大きく左右されると思います。

こちらについては、期待と比べて優秀だと感じる学生が少なかったように思います。

これは、多分私の「MBAに来る学生」に対する期待値があまりに高すぎたためだったな、と今では思っています。

5-60人集まれば優秀な人も入ればそうでない人もいるに決まっていますしね。

もちろん、優秀と感じるがクラスメイトはずば抜けて優秀で、講義内容をすぐさま構造的にまとめる力に長けている人間や講義内容の2,3歩先の質問を投げかける人間もおり、そういった彼らから見習うべき点は多いです。

2. プライベート

■ 中国語

Pre-school~プログラム1週目までは突発的に発生するイベント、事務作業が多かったため、Pre-school開始前まで大学外で通っていた中国語学校には行っていませんした。

そのため、練習時間が十分にとれておらずこの1か月の中国語の進歩はあまり大きくないのが残念です。

■ 観光

以外と週末も大学に関連したイベント(歓迎会やクラスメイトとの会食)が多く、北京市内を廻る機会が十分に得られていません。

いわゆる世界遺産以外にも見るべきスポットは数多くあるので、北京出身のクラスメイトを引き連れてもっと探索してみたいと思います。