中国MBAに挑戦した夫婦のその後(仮)

北京大学MBAを修了したサラリーマンのその後や関心を持つようになった中国ビジネスに関する情報について、気ままに記録していきます。

香港でのiPhone 6について

もう一つ、最近の中国および香港で起こっている大きなムーブメントとして、日本でも多く報道されている事ですがiPhone 6にまつわる話があります。

先日、香港の秋葉原、中関村的な場所である花園街に買いたいものがあったので行ったのですが、そこでは「iPhone 6祭り」とも呼べる凄まじい熱気を感じる事ができました。

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↑旺角という駅を降りて歩道橋を渡ります。

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↑ここで降ります。

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↑この通りはどこでもiPhone 6の表示

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↑ビルの中ではスマートフォンの買い取りが。私のiPhone 5cもそこそこの値段で買い取ってくれる模様

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↑カウンターの上に積まれているiPhone 6 (とplus) は1人の人が買って行きました

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↑ビルの外でも凄まじい売買が行われていて歩道が通れない

上記の写真にある通り、iPhone 6は7,000HKDから10,000HKDで買い取っているようです。iPhone 6 plusは10,500元で買い取られていました。売値は確認する事ができませんでしたが、中国本土では20,000元以上で販売されているそうです。1元=1.2HKDくらいなので、倍以上の値段で売られている計算になります。それでも買う人がいるのですから凄い購買力というか物欲とゆうか...。

ただ販売から1週間経ちましたが、街中でiPhone 6を持っている人はまだ3人しか見ていません。私が店で見た転売市場で買った人たちもまたどこかで転売しているのでしょう。実際、中国人クラスメイトや香港人といった、ハイエンドのスマートフォン購買層はこのようなムーブメントを「クレイジー」と冷めた目で見ています。

ほんの一部の「金持ちの自慢したがり」の「人より早く手に入れて見せびらかしたい欲求」を満たすための転売マーケット、侮ってはいけないという事を再確認しました。