中国MBAに挑戦した夫婦のその後(仮)

北京大学MBAを修了したサラリーマンのその後や関心を持つようになった中国ビジネスに関する情報について、気ままに記録していきます。

Farewell-1 (IPP team)

2週間空けてしまいました。

北京大学MBAは他の大学と比較して夏休みに入るのが遅いのですが、とはいえ今月からは完全offです。

それが言い訳ではないのですが。。。完全に気を抜いてしまいまいた。

これからしばらく、過去にさかのぼってMBAに関連する記事を書いていきたいと思います

(夏休みで特別なことが特にないという事情もありますが)。

今回は1年目の最後の科目であった、IPP(Integrated Practicum Project)の風景についてです。

過去2回(こちらこちら)の記事で紹介していたコンサルティングプロジェクトですが、無事(?)に終了しました。

結論を言うと、我々のプロダクトはクライアントの満足いくものではなかったのですが、それは彼女らが我々の言うことを覚えていなかったり、我々とのミーティングをすっぽかしたりし続けた結果であることも彼女らはわかっていたようで、あまり深く追求されることはありませんでした(とはいえ、なだめるのに時間はかかりましたが)。

今回のプロジェクトを通じて、「中国でコンサルティングをすることは尋常でなく難しい」ということを肌で感じることができました。

私もプロジェクトをいくつも経験していますが、ここまで言っていることがころころ変わるクライアントと約束をすっぽかすクライアントははじめてで、「そこまで考えて業務設計しろ」と言われても。。。という感じでした。

非営利団体で組織がしっかりしていないということも多分に影響しているのだとは思いますが。。。

その一方で、このプロジェクトを通じてメンバーとの深い絆が生まれたことは大きな副産物だったと思います。自分でメンバー選定をしておきながら言うのもなんですが、非常にバランスのとれたベストチョイスでした。

今回はプロジェクト最終局面の写真を何枚か紹介します。

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↑プレゼン前日のミーティング@近くのカフェ

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↑プレゼン1時間前の様子@構内のカフェ。プレゼンターの話す内容を全員で確認

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↑プレゼン。左がプレゼンター。右のクライアントは英語ができないため、メンバーが中国語で通訳。

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↑英語ができるクライアントはそのまま聞いている。右から2番目はわれわれのアドバイザーの教授

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↑全てが終わった後の打ち上げ。なんでも、打ち上げをしたのはわれわれのチームだけだとか。いいメンバーに恵まれました。

他の科目よりも密にミーティングを行ったうえ、チームワーク抜群だったため、一番最後の写真の際にはメンバーから「終わるのがさみしい」との声がありました。たまたまプロジェクトリーダー的な役割をやらさせてもらいましたが、そのような言葉を聞けてうれしかったです。クライアントに褒められるよりも。